ごまの故郷

ごまの故郷

ごまはとても身近な存在にもかかわらず、一体どこでどのように生産しているのかイメージが浮かびづらい食品です。それはごまの生産地がアフリカや東南アジア、中・南米などの奥地で生産されていることが多いためです。
竹本油脂は世界の主要なごま生産地を訪ね、現地の調査を行ってきました。訪れた国はアフリカではスーダン、タンザニア、モザンビーク、ナイジェリア、東南アジアではミャンマー、中・南米ではパラグアイ、ボリビア、メキシコといった国々で、これらのほとんどの国から、ごま油の原料となるごまを輸入しています。
なぜ国産のごまを使わないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、日本のごまの生産量は年間で200t程度。これは竹本油脂の工場ではわずか1日分のごま油にしかならない量なのです。ごまはトレーサビリティがとりにくい農産物といわれていますが、現地に赴くことで生産地の管理状況を把握し、努めて安全性を追求しています。

世界のごま産地事情

世界のごまの生産量は470万tです。生産地はおもにアフリカ大陸、インドから中国にかけてのアジア、南米・中南米の3つのエリアに分けられます。これらのエリアの共通点は、いずれも赤道から南・北緯30度の亜熱帯・熱帯に位置し、高温で日照時間が長い環境でごまを栽培できることです。なぜなら、ごまは太古の昔から現在までほとんど変わることなく、広大な土地に種子をまき、あとはほとんど自然まかせで栽培されてきた農産物だからです。品種改良の対象にもならず、農薬や肥料の使用も稀で、きわめて自然農法に近い、むしろ"原始的"ともいえる環境で栽培されています。

ごまの生産量のベスト3はミャンマー、インド、中国で、以下はアフリカ諸国が続きます。世界中に栽培国は多数ありますが、その大半は年間の生産量が1万tクラスで小規模に栽培されています。アフリカ大陸ではおもに搾油用のごま(つまりごま油になる)、アジアは搾油用と食品ごまのどちらも生産していますが、とくに食品ごま(粒状のごま、練りごまなどに加工される)の品質は世界のトップといわれています。南米・中南米はおもに食品ごまを生産します。

市場に流通・取引されているのは、およそ100万tです。輸出国のトップはインド、スーダン、エチオピアで、いずれも生産の上位国です。一方、輸入国の上位はそれぞれその国の食文化の影響がみてとれます。中国、日本、韓国はご存じのように、ごま油や練りゴマ、粒ごまを多用します。トルコはタヒーニというごまバターのようなペーストが日常的に食べられているため消費量が多くなります。また、アメリカではごまの大半は大手ハンバーガーチェーンのバンズに使われるそうです。

資料:OIL WORLD 2017

日本からはるか彼方の地で収穫されたごまは、どのように日本にやってくるのかご存知ですか。これは各国各様ですが、大きな流れとして、産地から競売や仲買を経て、ヨーロッパ資本などの輸出業者に渡ります。輸出業者はごまをクリーニング機にかけて夾雑物(ゴミや砂、小枝など)をとり除いた後、現物を提示して輸出相手(商社など)と契約します。契約締結後は、輸出業者のコンテナ船で、契約先の国へと送られるといった流れになります。このあとは、日本がごまを輸入している3大エリア、「アフリカ」「アジア」「南米・中南米」のレアな産地情報をお届けします。

  • アフリカの産地
  • アジア産地
  • 中・南米の産地

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