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ごま油について

知れば納得、食用油の王様・ごま油

ごま油の特長は非常に酸化安定性がよいこと、つまり酸化しにくく、日持ちがすることです。
一般に食用油やその揚げ物、例えばポテトチップスなどは空気にさらしておくと、いやな臭いがしてきたり、固まってきたりします。
これは油の不飽和脂肪酸が酸素で酸化されて分解して、不快臭をもつ揮発物質ができたり、油が重合するからです。ところが、ごま油に限ってこの劣化が起こりにくいのです。これはゴマリグナンのおかげです。
ゴマリグナンの成分のひとつセサモリンは、ごま油の製造工程でより強い抗酸化作用を発揮するセサモールやセサミノールに変わるうえ、加熱調理中にもセサモリンがセサモールに変わることもあるのです。
だからゴマリグナンを効果的に取るのなら、ごま油はおすすめなのです。

ごま油との正しいつきあい方

天ぷらなど揚げ物では、ほかの植物油であれば一、二度使用するとすぐにどろりとしてきますが、ごま油は差し油さえすれば、かなりの回数使用できます。揚げ油に使ったら、残った油は熱いうちにかすをこして、酸化しないように冷暗所で保存しましょう。

すべすべ肌はごま油がつくりだす

ごま油は食べるだけでなく、インドでは宗教儀式で神像に塗って清めたり、祭司や一般の人々にも顔をはじめ全身への化粧用として使う風習がありました。
これは体臭を消したり、抑えたりするものとしてどうしても必要なものでした。
ところがごま油を身体に塗るのには、実はもっと大きな効用がありました。
それは、ごま油を塗ることによって体温の発散を助け、冷涼感を与えると同時にごま油の主成分で身体によいとされるリノール酸が皮膚から栄養素として吸収され、身体のエネルギーとして役立つのでした。

ごま油が「食用油の王様」といわれる理由がおわかりいただけましたでしょうか。優れた性質を持つごま油と上手につきあっていきたいものです。

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