Recipe にんじんどら焼き
材料 (8個分)
- 薄力粉
- 100g
- ベーキングパウダー
- 2g
- にんじん
- 120g
- 太白胡麻油
- 適量
- 水
- 適量
- 全卵
- 100g
- 三温糖
- 50g
- はちみつ
- 30g
- 太白胡麻油
- 30cc
- 粒あん
- 320g
作り方
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるう。
にんじんは皮をむいて1㎝厚さの輪切りにする。太白胡麻油で炒め、かぶるくらいの水を加えて柔らかくなるまで煮る。これを裏漉しして100g 用意する。
ボウルに全卵と三温糖を入れ、泡立て器で三温糖が溶けるまで泡立てる。②のニンジンの裏漉し、はちみつ、太白胡麻油を順に加えて混ぜ、①の粉類も加えて全体がなじむまで混ぜる。
ホットプレート(またはフッ素樹脂加工のフライパンで)を160℃に熱して太白胡麻油をひき、余分なオイルをペーパータオルでふきとる。③の生地を直径8 cmほどに丸く流して両面を焼く。
冷めたら、粒あんをはさむ。
【ごま ◎ ワンポイント】
にんじんを裏漉しするために柔らかくゆでる時には、太白胡麻油が甘みを引きだし、にんじん特有の土くささを抜いてくれます。いきなり煮るよりも、先に炒めたほうが甘みがぐんとでるのです。どら焼き生地に入れる太白胡麻油は、しっとり感と旨みアップのため。入れるのと入れないのとではおいしさに差がでます。ノンコレステロールの植物性オイルなので、スイーツにもどんどんお使いください。
【ベジ ◎ ワンポイント】
ほんのりオレンジ色のどら焼き生地。生地にはにんじんの裏漉しを入れますが、いかにも“にんじん味”ではなく、にんじん特有の甘みが増す感じ。ほんのりしたナチュラルな甘みが癒やし系テイストです。にんじんは本来の旬は11~12月頃ですが、年中手に入る便利な野菜。β-カロチンがとくに豊富で、ごま油と同様に抗酸化作用にすぐれています。カロチンは油脂と一緒に摂ると、吸収率がアップします。
フードコーディネーター田中稔さん考案レシピ